長渕剛 照和時代のセットリスト第2弾(笑)
「美しい朝がきました」 長渕剛 カバー iwao mash
1975年
フォークソング絶頂期と言われたこの年
吉田拓郎とかぐや姫が中心となり開催された
日本初のオールナイトコンサート「つま恋」
初回にも関わらず6万人を超える観衆を集め
中島みゆき「時代」 イルカ「なごり雪」 荒井由実「卒業写真」「ルージュの伝言」アリス「今はもうだれも」
風「22才の別れ」チューリップ「サボテンの花」甲斐バンド「裏切りの街角」
名曲が次々に生まれ
それまで 「反戦 平和」「若者たちの現状」「大人たちへの反逆」を歌ってきたフォークソングがニューミュージックへと名前を変えてゆき
自分の感情をむき出しにした曲を作ってきたフォークシンガーが
その洗礼された音作りでシンガーソングラーターとしての地位を確立していった
そんな時代に ライブ喫茶「照和」に出演するため 九州産業大学に進学した 長渕剛が降り立った
そのスタイルはいわゆる「弾き語り」「オリジナル」
自分の日常を汲み取り 詩を書く
ギターを爪弾く
そして歌った
その二年後彼についたキャッチコピーは「遅れてきたフォーク青年」
僕は常常長渕剛はフォークシンガーであると言っている
それはこの年から 最初のヒット曲「順子」に至るまでの
澄み切った美しい高音の歌声と
ロック調の拳を突き上げるしわがら声の長渕剛を分けて考えるのではなく
日常 魂 心からの叫び メッセージ性の強い楽曲スタイルこそ
フォークソングと思っているからだ
いまだにギター一本弾き語りスタイルで一万人を魅了する
フォークシンガーは彼しかいないであろう
福岡 ライブ喫茶「照和」は彼の原点であり
打ちひしがれた心の拠であり
最愛の(当時のね)順子との思いでの第二のふるさとで有り続ける